今週金曜日からトップリーグ リーグ戦が開幕し、いよいよシーズン佳境を迎え!!! 見ごたえのある試合をたっぷり楽しめる季節に入りました。トップリーグだけではありません。トップイーストDiv.1（三菱重工相模原ダイナボアーズ、栗田工業 ウォーターガッシュが出場）も金曜日からはじまります。高校生は県予選の決勝（桐蔭学園高vs東海大相模高）が、クラブでは東日本選手権の決勝（神奈川タマリバクラブが出場）が今週末に行われます。すべてのカテゴリーで楽しみな試合が満載です。

　11月14日（土）は、ニッパツ三ツ沢球技場で、関東大学リーグ戦１試合、関東大学対抗戦１試合の２試合の有料試合があります。1回の入場で２試合を堪能いただけます。１試合よりも断然見どことろたくさん。気持ちの良いニッパツ三ツ沢球技場のスタンドで、ゆったりとラグビー観戦をお楽しみください！！！

　第１試合（12時～）は、関東大学リーグ戦 １部　専修大学 vs 山梨学院大学 です。関東大学リーグ戦 １部も終盤戦を迎えています。すでに大学選手権出場５校（東海大学、流通経済大学、法政大学、大東文化大学、中央大学）が決まり、専修大学と山梨学院大学戦は、６～８位を争う試合となります。

　専修大学　SH 古川 浩太郎選手の判断力、スピードにも注目です

　13年ぶりに1部昇格した専修大学は、法政大学や中央大学に敗れはしましたが、試合終盤までどちらに勝利が転ぶかわからない戦いぶり。1部で戦っていける手応えは十分つかんでいるはずです。村田亙監督がフレンチアタックと呼んでいるライン攻撃が他大学にはない特徴であり専修大学の個性です。フラットに近いラインから、ボールを大きく動かしていき、連続攻撃を仕掛けていきます。この夏に、SHからFBに転向した田辺雅文（たなべ まさふみ）選手の攻撃力は、大学でもトップレベル。監督が信頼を寄せるSH 古川浩太郎（ふるかわ こうたろう）選手の動きにも注目です。

　山梨学院大学　チームを引っ張るNO８ ソシセニ・トコキオ主将はフィジー出身の留学生

　山梨学院大学は拓殖大学に32－36と敗れているため、ここが正念場です。現在5連敗していますが、法政大学とは10点差に迫るなど、地力は昨年以上であることは確かです。チームの中心は、留学生として初めて主将に選ばれたNO８ ソシセニ・トコキオ選手。プレーでチームを引っ張ります。スクラム、ライアウトといったＦＷのセットプレーはシーズン通して安定しています。残すはゲーム運びのみ。両チームの試合の展開はいかに！？

　第２試合（14時～）は、関東大学対抗戦Ａグループ 青山学院大学 vs 立教大学戦です。関東大学対抗戦も佳境を迎え、1勝4敗の青山学院大学は大学選手権出場の5位以内にわずかな望みを残しています。この一戦は負けられない試合です。一方、立教大学はここまで0勝5敗です。この試合は入替戦回避に向けて大切な一戦です。昨年の対戦では前半は互角。後半に青山学院大学が36－26と突き放しました。

　青山学院大学　機動力の抜群のＦＷ第3列、FL 崔玄祺選手

　青山学院大学はFW第3列の機動力がチームを支えています。崔玄祺（ちぇ ひょんぎ）選手、森篤嗣（もり あつし）選手、佐々木岳大（ささき たけひろ）選手などサイズは大きくないですが、粘り強いプレーでスピードのあるBKの展開をいかしています。今年は、昨年の東福岡高全国優勝メンバーからFL 崔玄祺（ちぇ ひょんぎ）選手、FB 高野恭二（たかの きょうじ）選手、SH 古賀駿汰(こが しゅんた)選手が入学。チーム内の競争が厳しく、層が厚いのも特徴です。

　立教大学では神奈川出身の選手が多数出場！！！

　立教大学は、篠崎宏洋（しのざき ひろみ）主将、青木空斗（あおき そらと）選手、山田雄大（やまだ ゆうた）選手のバックスリーによるカウンターアタックは高い攻撃力を持っています。ライアウト、スクラムといったセットプレーが要所要所で安定すれば、ゲーム運びの上手いＨＢ団がチームの強みを引き出すはず。今年も、昨年引き離された後半が勝負どころとなるでしょう。

　見どころ満載の１１月１４日（土）の有料試合２試合は、是非、

　ニッパツ三ツ沢球技場で観戦ください！！！

以下のサイトで、関東大学対抗戦、リーグ戦のこれまでの戦績をご確認いただけます。