今週末(11/1)の観戦予報:関東大学対抗戦 立教大学VS筑波大学、関東大学リーグ戦 中央大学VS専修大学戦
ラグビーワールドカップ決勝戦翌日の11月1日(日)は、ニッパツ三ツ沢球技場で、関東大学対抗戦1試合、関東大学リーグ戦1試合のダブルヘッダーが行われます。まさに、ラグビーシーズン真っ盛りです。
第一試合(12時キックオフ)は、昨年大学選手権決勝に進出した筑波大学と立教大学が対戦。筑波大学は、今季は慶大、明大と連敗発進でしたが、早大に大勝してチームは上向き。スクラムで苦しんだ昨年の課題を克服しながら、激しいブレイクダウンは今季も健在です。
注目は2年生の2人。昨年途中からレギュラーに抜てきされたFL 占部 航典(うらべ こうすけ)選手は得意の空中戦で強さを見せる。視野が広く、思い切りのいいプレーが魅力のCTB鈴木 啓太(すずき けいた)選手は昨年開幕からレギュラー入りしていましたが、怪我で離脱。今季は開幕から好調を維持し、欠かせない存在になっている。
筑波大学 激しく前に出るCTB 鈴木 選手。右後方からフォローするのがFL 占部 選手
立教大はまだ白星がなく苦しんでいる。上位校とはサイズで劣るが、そこは取り組んできた低いタックルで挑む。春から高めたコンタクトへの耐性で、粘り強く試合を運び、少ないチャンスをモノにしていきたい。
ぜひ注目していただきたいのが、173㌢と小柄ながら、U20 日本代表としてU20 チャンピオンシップに出場したWTB 山田 雄大(やまだ ゆうた)選手。神奈川の桐蔭学園出身であり、激しいプレーと率先して痛い仕事を請け負う男は、チームの象徴的存在。また、SO 御苑 剛(みその たけし)選手も桐蔭学園、CTB 岩田 健太(いわた けんた)選手は横須賀高校、SH 大髙 将樹(おおたか まさき)副将は、柏陽高出身。神奈川で育った人材の活躍にも注目です!期待しましょう!!!
立教大学 SH 大髙 将樹 選手は、神奈川県・柏陽高出身
第2試合(14時キックオフ)は、関東大学リーグ戦の中央大学と専修大学が対戦。中央大学は上位校との対決を終えて2勝2敗。残り試合を確実に勝利して大学選手権につなげたい。今季は、昨年よりも展開して得点を重ねるケースが増えている。SO 浜岸峻輝(はまさき としき)選手がキック、パスを使い分け、FWを前に出す。昨年は強固なモールが大きな武器だったが、今年もゴール前に行けば力を発揮する。リーグ戦ではもっとも小さなFWではあるが、結束するセットプレーなどしぶとさが持ち味で、接戦をモノにする精神力もついてきた。
中央大学 FL 山下 諒之(やました まさし)主将は、ハードなプレーで牽引
13年ぶりに1部復帰した専大は開幕4連敗だが、個性を見せてきた。ボールを粘り強くつなぎ、相手防御突破を狙う "フレンチアタック″ で勝負する。大学選手権出場にわずかな望みを残すだけに、ここは勝ちにこだわる。
専修大学 SH 古川 浩太郎(ふるかわ こうたろう)選手は、村田亙監督と同じ東福岡高出身
関東大学対抗戦、リーグ戦のダブルヘッターの展開はいかに!?
そして、神奈川出身の選手たちの活躍を観に、
ニッパツ三ツ沢球技場で観戦ください!!!
2015年度 関東大学対抗戦、関東大学リーグ戦の試合結果は、以下で確認できます
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